「2007年度生による優秀論文発表会」開催報告
去る4月19日、神戸大学経営学研究科六甲台本館306教室にて,「07年度入学生による優秀修士論文発表会」が開催されました.この優秀修士論文発表会は毎年参加者が多く,今回も約70名の方々に参加いただき大盛況となりました。
発表者は、2007年度の各ゼミの先生方から推薦をいただいた5名の方々(荒木陽子さん、石村良治さん、下垣有弘さん、徳宮太一さん、中尾一成さん)です。いずれも論文の内容だけでなく、データ収集に関する苦労話やインタビューにかかった費用など、今後論文を作成される方々にも参考になるすばらしい発表でした。

- 「地域金融機関の再編効果とライバル行への影響」/荒木陽子さん(砂川ゼミ)
- 地域金融機関の再編による合併行の株価に対する影響だけでなく、ライバル行への影響に関しても定量的に評価した点が特色です。
- 「解釈主義的アプローチによるデジタル家電コモディティ化回避」/石村良治さん(南ゼミ)
- デジタル家電のコモディティ化を解釈主義の立場から取り上げた本研究は、希少価値があります。
- 「コーポレート・コミュニケーションによるレピュテーションの構築とその限界
:松下電器産業の事例から」/下垣有弘さん(加登ゼミ)
- 情報的経営資源とリスクマネジメントを切り口に、旧松下電器産業の「FF式石油暖房機」の事例を取り上げた興味深い内容です。

- 「同族企業における後継者育成」/徳宮太一さん(金井ゼミ)
- 同族企業後継者のインタビューを中心に、二世経営者の育成に関して実践的指針のある論文です。

- 「個人や組織のコア技術能力がイノベーション成果に及ぼす
影響に関する実証研究」/中尾一成さん(原田ゼミ)
- 情報的経営資源とリスクマネジメントを切り口に、旧松下電器産業の「FF式石油暖房機」の事例を取り上げた興味深い内容です。

当該資料のダウンロード期間は終了しました。
引き続いて、神戸大学経営学研究科の砂川伸幸教授より、基調講演として「コーポレートファイナンスと企業経営」というタイトルでご講演をいただきました。
経営者にとって、ファイナンスは知らないではすまされない領域になっています。今や当然のように使われているCAPMやWACCの話題や、企業経営における「ファイナンスの重要性についてご講演いただきました。日本の代表的な企業に関する事例については、「日本企業のコーポレートファイナンス」(砂川伸幸他 日本経済新聞出版社)に書かれています。
神戸大学経営学研究科 砂川伸幸教授

小林さん(司会)
(報告:小林正克)
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