神戸大学大学院 経営学研究科 社会人MBAコース公式同窓会

MBA Cafe

『MBAアルムナイ・ネットワークについて考える』の開催報告

 去る3月9日(日)、神戸大学のアカデミア館501教室において、『MBAアルムナイ・ネットワークについて考える』と題し、ワークショップ形式のネットワーク・イベントを開催致しました。当日は、約30名弱の会員の皆さまにお集まり頂き、皆さまにとってのネットワークの意義、あるいはMBA Cafeの今後の方向性などについて、多様な視点からの意義深い議論をさせて頂く場となりました。

(当日の講演資料は、『会員ページ』を参照ください。)

 まず、基調講演では、金井壽宏先生より、『MBA Cafeに集まろう:心あるネットワーキングについて~社会関係資本としての同窓会、そしてMBA Cafe:活用したいが、いやらしくは使いたくない』と題して、MBAのネットワークをどう育てていくのかという観点からの示唆を頂きました。主なキーワードとしては、「つながりは大切だが、ひとりでいるのが気楽」、「エージェンティック(誰かの代理人となって、とてつもない勢いで物事を成し遂げる)とコミューナル(「ともに成し遂げている」という実践コミュニティを指向する)な生き方」、「強連結と弱連結」など、ネットワーキングについて考える上でのパラドックスの観点から、様々な議論のための視角を提供頂きました。

 次に、パネリストの廣田章光先生(93年入学, 大阪国際大学)と北村禎宏先生(94年入学, 神戸ビジネスコンサルティング)にご登壇頂き、議論を頂きました。両先生からは、直接的なビジネスにつながった経験のみならず、実益として直近のビジネスにつながらなくとも、ネットワークを通じて人に学ぶメリットや、利害関係を超えた信頼関係に基づく将来のレバレッジという点も大きな無形資産としての価値があるとの観点から議論を展開頂きました。

 最後に、当日のそれまでの議論を踏まえ、参加者によるグループ・ディスカッションを行いました。皆様からのご意見としては、「MBA Cafeは、縦の繋がりをつくる場の提供にこそ存在意義がある」として、その弱連結ネットワークによる可能性を引き出すための具体的な方策も含めて、非常に意義ある議論をさせて頂くことができました。

 同じ物事であっても、視角の数だけ解釈があるかと思います。今回のワークショップ形式の議論を通じ、様々な人の考え方に学ぶことの意義とその重要性について、あらためて考えさせて頂くネットワーキング・イベントとなりました。

 我々のネットワークは、同じ神戸大学のMBAで学んだという相互の信頼の下で、経験知が交換されることにより創発的なネットワークとして発展していける可能性を有していると考えます。MBACafeでは、会員の皆さまにとっての創造的な新結合のきっかけを提供させて頂く基盤としての役割を認識し、会員の皆さまと一緒に、神戸大学MBAのアルムナイ・ネットワークを活性化して参りたいと思います。

(文責:座長・芦谷武彦)

金井先生
金井先生

廣田先生 北村先生
廣田先生 北村先生

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